アドセンスイメージ画像

Top

最新記事【2008年06月06日】

「梅はその日の難のがれ」・・・これは2007年に公開された映画「めがね」
の食事シーンの中で、効果的に使われていることわざで、一気に有名になりました。

「朝、梅を食べるとその日一日の災いをまぬがれる」という意味合いです。
これは、いかに昔から梅が健康に良い、疲れを取る、殺菌力がある、
など、様々な効果を現した一文と言えるでしょう。
梅
「梅には命を守る七徳あり」という言葉もあります。
『飲膳摘要』という、江戸時代に書かれた日用食品の本にも、
この「七徳」について書かれています。

簡単に書くと、

①毒消し
②防腐
③疫病を遠ざける
④そのものの味がかわらない。
⑤呼吸をととのえる。
⑥頭痛に効く
⑦梅酢ははやり病に効果が高い。
という7徳です。

その他にも、「梅は三毒を絶つ」とも言われます。
三つの毒とは、「食べ物の毒」「血の毒」「水の毒」という意味で、
「肝臓の解毒作用を高める」「血液をサラサラにする」「抗菌作用を高める」事を指しています。

これだけ様々な表現をされ、日本人に愛されてきた梅です。
この後、細かく梅の効用や、自然療法に基づいた梅の摂り方などを考えてみませんか?
自然療法に造詣が深く、梅に関してもいろいろと御存知の方にもお話を伺ってきました。

最新記事【2008年06月09日】

梅干しを食べるのは日本人だけ・・・というイメージがありますが、
いつから梅干しは日本で食べられるようになったのでしょうか?

日本の物と思っていたら実は元は海外から入ってきたもの、
という食べ物はたくさんあります。梅干しもご多分に漏れず、
そのルーツは中国になります。ただ形は現在の梅干しとは違い、
もっと漢方薬に近いものだったようです。

中国には昔から「烏梅(うばい)」と呼ばれるものがあります。
中国湖南省の馬王堆漢墓(マオウタイカンボ)という古墳(前漢時代:紀元前206~8年頃。
「生きているミイラ」と呼ばれる、
本物の人間のように保存状態がとてもいいミイラが出土したことで特に有名)から、
梅の化石が発掘されました。真っ黒な石のようなものです。
確認された梅の中ではこれが最古のようです。

中国では梅を摘んで、藁などの火で炙って薫製にしたものが、
漢方薬として珍重されてきました。
「烏」という文字が「カラス」であるように、真っ黒に薫製したもの、ということでしょう。
ちなみに中国では、烏梅という漢方薬として、現在も使われています。

他に、話梅(わーむい)という、
干した後に甘みをつけたお菓子として食べられています。

最新記事【2008年06月10日】

では日本にはいつ頃伝わったのでしょうか。

梅の木は日本固有の木ではありません。
中国から8世紀半ば頃に伝来したと言われています。

丁度その頃の万葉集(759年)には多くの梅の歌が詠まれていますが、
まだ梅干しに関して残っている記述はありません。

しかし、平安中期の村上天皇(946~967年在位)が疫病に倒れた折に、
梅干しとお茶を飲んで病を治した、という言い伝えもあるように、
この頃には薬としての梅干しが存在したという事が分かります。

その後、鎌倉時代には僧侶を中心にお茶菓子として広まり、戦国時代には、
武士達は梅干しを携帯するようになったようです。

戦場では、「丸薬」といって、梅干の果肉と、玄米粉、粉末の粉砂糖を練った薬が、
疲れた体の調子や息切れを調えたり、汚い水を飲まざるを得ない時の殺菌用にと、
広く使われるようになりました。また、傷口の消毒や、出血の際の薬にも使ったようです。

現在のように一般庶民の食卓にあがるようになったのは、
江戸時代になってからと言われています。

元々薫製にして作られた中国の梅が、
日本に伝わって、いつ頃、どのように今の梅干しの製法になったかは詳しくは分かりません。
ただ、中国と違い、海に囲まれた日本では、塩を使って漬けるという製法になるのは、
ごくごく自然の事だったのかもしれません。

アドセンスイメージ画像2

梅で医者いらず~自然療法と梅~

梅で医者いらず!~自然療法と梅~では、昔から健康に良いと言われている梅の良さを紹介しています。


スポンサードリンク

アドセンスイメージ画像3